すんき
「すんき」は長野県木曽地方の伝統野菜である赤カブの茎葉などを原料に、塩を使わずに乳酸発酵させた世界的にも大変珍しい発酵食品です。長野県西南部に位置する木曽町は、標高が高く寒さの厳しい気候風土が赤カブ栽培に適しています。塩が貴重な時代に山深い地で冬季の野菜を保存する必要があったことから、塩を一切使わない製法が発達しました。まさに「すんき」は木曽地方で300年以上前から継承されている伝統食です。
すんきの作り方
毎年秋になると、伝統野菜赤かぶが畑一面に実り、霜が降りる頃合いには、すんきの漬け込みが始まります。ひと晩で漬かるすんきですが、材料となる赤かぶは種取りも含め周年かかります。
すんきってどんな味?
毎年秋になると、伝統野菜赤かぶが畑一面に実り、霜が降りる頃合いには、すんきの漬け込みが始まります。ひと晩で漬かるすんきですが、材料となる赤かぶは種取りも含め周年かかります。
無塩の乳酸菌由来の自然の酸味とうま味が特徴的であることからすんきの味わいはプレーンヨーグルトに似ています。